暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
お立ち寄り頂きありがとうございます。
夏場は日差しも強く、屋外での漂白シーズンです。
中古の汚れたファミコンケースを洗剤で水洗い後
約1カ月かけてじっくり漂白することで、汚れや黄ばみを除去していくのです。
でも、漂白は条件が合わないと失敗することも結構多いです
ファミコンの形は凸凹していて、均一に黄ばみを落とすのがなかなか難しい。
同じ平面でも漂白ムラができることもある。
ファミコンのメンテを始めて4年目
今まで700台以上のケースを漂白してきましたが
漂白液の種類、量、濃度、粘度。
温度、湿度、時間、角度。。
色々な条件を変えて研究しながら最近やっと失敗が減りました。
上手くいかない時は、何度も
「漂白よりも白塗装した方がいいかも」
と漂白を挫折しそうになりましたが
塗装すると、短時間で白くできても、
本来のファミコンを上塗りで隠しているようで。
塗装が剥がれたらお客さんショックだし。。
ということで
やはりファミコン本来の生地を活かしたいので。
ずっと漂白を続けています。
黄ばみの原因や度合いにもより、
真っ白にはできませんが
本来の生地を楽しめる 良い風合いになるよう心がけています。
30~40才のファミコンの再出発には十分綺麗な姿でお届けできていると思いますよ。
ちなみに漂白ケースのファミコンはヤフオク、メルカリで出品しています
預かり改造で漂白ご希望の場合はご相談下さい。
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